? いたちなあたち・飼い主のつぶやき・2018年10月
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2018年10月6日(土曜日)晴れ 暑いぞ。

子供と一緒に出掛けて家に戻ると
なんだかご機嫌な母がいました。

「床、見た?絨毯がきれいになっていたでしょ?」

母に言われて居間の床を見ると
今朝まで曲がっていた絨毯がまっすぐになっていました。
机や椅子の力に押されて
徐々にずれていたのですが、それが直っていました。

「気になっていたのよ、この絨毯が。」

話を聞くと、またか。。。と思うような内容でした。

絨毯のズレをずっと気にしていた母。
見るたびにズレているなぁと思っていた母。
しかし絨毯はとても重く、母では引っ張れませんでした。

気になるわ。

そう思っていた矢先に玄関のチャイムが鳴りました。

「お届け物でーす。」

キラリン。母の目が光りました。

おいでおいでとクロネコヤマトのお兄ちゃんを
居間に誘い込み、絨毯を直させたのだそうです。

ああ可哀想に。
母の目にロックオンされたクロネコちゃんは逃げることもできず、
重い絨毯をただひたすら引っ張ってくれたに違いありません。

ありがとうクロネコヤマトさん。
そして全くこの母親は一体。。。

理解できないわ。

今日の出来事として母の話をした私に対し、夫は

「そっくりやわー。ほんまによう似てはるわー。」

と爆笑する始末。
図々しい母に無神経な夫。
ひどい家族です。
2018年10月7日(日曜日)むちゃくちゃ暑い

居間に敷いてある例の絨毯ですが
思い返せば元々はそこに敷くつもりではなく
粗大ごみに出すつもりの物でした。

ご近所から頂いたのですが
敷くべき場所が思いつかず
何年も部屋の隅に立てかけてあったのです。

不要な物を手放そう。
そう決めた時に真っ先に目についたのがその絨毯でした。

玄関まで運んでおいて
粗大ごみの日になったら外に出すつもりで
部屋の隅っこにあった絨毯を持ち上げようとしたのですが
重いのなんのって。全く持ち上がりません。
5kgや10kgレベルの物ではないのです。

何この絨毯。

あまりの重量に驚きながらも
玄関を目指してふぅふぅ言いつつ
家の中を休み休み何とかズルズルと引きずりました。

横で何もせずに応援だけしていた母も
「誰かに頼もうかねぇ。」と言い始めます。

誰かって誰っ。
新聞配達員でも引きずり込むのかい。

ずずっ。。。休み。ずずずっ。。。休み。

額からは汗が出ました。
とうとう次に絨毯を引きずる力も出なくなりました。

もうダメだ。

持ち上げた絨毯をドサッと床に落としました。

ぜぇぜぇ。

どうしよう。途中で力尽きてしまいました。ところが。

ふと、ん?と思いました。
母の目も「ん?」と、私と同じように光り始めました。

これは。。。と思う私。
「いいんじゃない?」と言う母。

私の体力が尽きて放置した場所に
絨毯がちょうど映えました。
『ここに敷物があったらいいな』
なんとなくそう思っていた場所でした。
どうやら母も同じ思いだったようです。

無言で目を合わせた私と母はニヤリと笑い
絨毯の端っこを床の面に合わせ
いそいそと絨毯のロールを解いて
床に敷き始めました。

こうして思わぬところで命拾いした絨毯ですが
その数か月後にクロネコヤマトのお兄さんに
引っ張られることになるとは
この時の絨毯さんは予想もしていなかったことでしょう。
2018年10月8日(月曜日)くもり 涼しい

子供の耳はお笑いの宝庫です。

近所に空き家がありまして
その話を家族でしていたときのことです。

「あの家、誰も住んでいないんだって。」

そう母が言うと、子供が聞きました。

「その家、だるまさんなの?」

母と私でしばらく考え込みました。
子供は目をキラキラさせて私の顔を見ます。

だるまさん。。。だるまさん。。。?

「だっておばあちゃんが、
 『家がだるまさんなんだって』って言うから。」

ああ、なるほど。

誰もすんでない、が、だるまさん、に聞こえたのね。

子供の耳って面白いです。
2018年10月11日(木曜日)くもり

どうして、なぜなぜ。
そんなことが世の中には溢れています。
その世界にいる人にとっては『よくあること』で慣れていても、
他の人にとっては『なんでなんで』となることがあります。

電車を待つ駅のホーム。

待てど暮らせど電車は来ず。
時刻表に書かれた時間より8分遅れで
ようやく各駅停車が駅に滑り込んできました。

ふぅ。

電車の中で静かにがったん、ごっとん。

「えー、お客様にお詫びを申し上げます。」

車掌さんの車内アナウンスが流れました。
電車が遅れたことを語り始めるのでしょう。

「当電車は、後ろを走る列車の遅れにより
 ただいま8分遅れで運行しています。」

後ろの列車の遅れ?
前の列車じゃなくて?

「後ろの列車の遅れにより間隔調整を行った結果
 運行に遅延が生じました。」

後ろなんて振り返らないで。
後ろの電車なんて置いて行けばいいでしょう。
そんな優しさ、電車には求めていません。

なんで。なんで後ろの電車に気を遣って
私達は駅で8分も待たなくてはいけなかったのかしら。

「お客様にはご迷惑をおかけしました。」

車掌さんの説明によってますますわけがわからなくなり
だいぶ迷惑をかけられてしまいました。
2018年10月25日(木曜日)

私の住む町は老人が多いです。
元気な老人が毎朝犬の散歩をし、
毎夕どこかの道で井戸端会議をしています。

そして彼らは車の運転もします。

私が玄関前を掃除していると
シューッと車が角から出てきました。

大きなクラウン。運転席には70代のおばあちゃん。

よくそんなでっかい車をその年で運転するなぁ。
感心していたのですが
おばあちゃんはシューと出てきたまま
いつまでたっても停まりません。

そろそろ。そろそろ。

おばあちゃんのクラウンは速度を落として広い通りに出てきます。

何をしたいんだろう。
このおばあちゃんは何でこんな動きをしているんだろう。
ほうきを持った手が思わずとまり、
クラウンに目が釘付けになる私。

そろーり、そろーり、ピタッ。

停まりました。
おばあちゃんのクラウンは、
広い通りの十字路の真ん中まで出て停まりました。

停まった。。。?どうした?エンストか?

するとおばあちゃんは小さな体の背筋をピンと伸ばし
右を見て1秒。のっそりと首を動かし次に左を見て1秒。

そしてクラウンはスーっと直進して行きました。

。。。なに、いまの。

たぶんおばあちゃん的には
「右よーし。左よーし。おっけー。あたしまだまだ運転イケる
わぁ。」
というところなのでしょう。

クラウンが去ったあとで3秒ほどポカーンとしていた私ですが
はっ。いけないいけない。
またホウキをせっせと動かして掃除を再開しました。
2018年10月27日(土曜日)晴れ

先日ディズニーランドに行ってきました。
あれだけの従業員数を抱えながらも
社員教育は大したものだと思いました。

結局は人ですから
いくら教育をしてもダメな人はいるでしょう。
しかしディズニーランドでは
そんな「ダメな従業員」にぶちあたる確率は低く
朝8時から入園して1日中
気持ちよく過ごすことができました。

乗り物13個。短いショー2つ。

もうディズニーランドはお腹いっぱいです。

あー楽しかった。