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言って後悔・思って後悔
「なんでこんな犬飼っているんだろう。」

そう思った自分に後悔することが分かっているのに、分かっていながら、そう思ってしまう時があります。

純血種のシベリアンハスキーの母犬と、ラブラドールレトリーバー雑種の父犬との間に生まれたティー。
2月9日に16歳になりました。
短名種と言われている犬種の血が濃く入っている割にはあまり病気もせず長生きしてくれています。

ところがやはり老化には勝てないらしく、ここ2ヶ月ほどで後ろ足が弱くなりおもらしも増えました。
れの字くらいの小動物のおもらしと、18kgのティーのおもらしは量も匂いも全く違います。
特におしっこをされてしまうと、もうそこらじゅうに尿が流れてしまうのです。
ペットシーツはティーが食べてしまうことも最近判明。 (もともとティッシュを食べ歩く癖のある犬。)
人間用のベッドに使うシーツを数枚購入して、それを毎日洗って替えています。

それでもそのシーツを引っ掻き回してしまい、結果糞や尿がサークル内の至るところに飛び散り、
ティー本人も自分のモノで体が汚れてしまう時があります。

仕事で疲れて帰ってきて、部屋のドアを開けた瞬間にそのニオイが鼻を突き、
電気をつけると糞尿だらけのティーのサークルを目にする日が増えてきました。

「ティー!!!」

耳がもうほとんど聞こえないティーに怒鳴る私。
聞こえなくても、なぜ私が怒っているのかを理解してションボリしているティー。

夜中にティーの下の世話。
何だか自分が惨めに感じられてしまうのです。

「こんなおもらし犬なんていなくなればいいのに。」

そう声に出して言ってしまい、

「私ったらなんてひどいことを言うんだろう。」

と後で思うのです。

私がサークル内をキレイにしている間、

申し訳なさそうに、そして居場所がなさそうに、ウロウロとしている弱った老犬。
私と目をあわそうと、私が動くと同時に私の視界に入るように、必死で周囲を歩く老犬。
私がふと頭を上げると、「あ、目が合った♪」 とばかりに嬉しそうに尻尾を振るヨボヨボの老犬。

私はこの犬を見捨てられない。

この先どんなにティーが衰えても
一歩も歩けなくなっても
糞尿垂れ流しになっても

私はティーを見捨てることはできない。

私だけを信じて、私だけを愛して、私だけをいつも見つめているティー。
この目を私は裏切れません。

ティーは私の犬です。
この先どんなことになっても、ティーは私の大事な大事な雑種犬です。

16年間、ティーが私の心の支えになってくれていたから
今度は私がティーの体を支えていくつもりです。

2月9日誕生日。
ティー、16歳おめでとう。 心から愛しているよ。


                                                      2008年2月14日