いたちなあたち(HOME) → 飼い主の長めのつぶやき → フェネックの相場

今回フェネックのベビーが誕生し、2つのペットショップの店長さんから

「あのぉー。。もし次に生まれて、外に出してもいいな、というお気持ちになったら、うちに買い取らせてもらえませんか。」

と言われました。

今回は初めてのベビーだったことや、生き延びてくれたのが1匹だけだったため
お外に出すことは全く考えていませんでした。
でも我が家のフェネックをほしいと言ってくれたお店があったことが嬉しかったです。

しかし、自分が大事に育てているフェネックが生んだベビーフェネックが
ペットショップのケージに入っている姿はやっぱり想像できないので
もし次に生まれることがあれば、信頼できる人に渡したいと思っています。

でも無料では渡せません。

先日フェネックについてネットサーフィンしていたところ、

「フェネックでぼったくられそうになった」

だの、

「ブリーダーに法外な値段をふっかけられる」

だの、散々な言葉を見つけました。
もしこれをフェネックのブリーダーさんが見たら嫌な気持ちになるでしょう。

ぼったくる、とか、法外な値段っていくらのことを言っているのでしょうか。
もしそれが50万や60万、もしくは80万で「ぼったくられた」と言う人がいれば、その人に言いたいです。

出直して来ることをおすすめします。

もうひとこと。

相場を知ってください。

あなたは東京都港区のマンションに住んでいます。そのマンションを売ることを決めました。
すると買取希望者が現れて「中古だから」という理由で「100万円でどうでしょうか」と言われたらどうしますか。

ふざけるな。

って思うでしょう。

もし私が港区のマンションを100万円で買えたら、その日のうちにそのマンションを売り出します。数千万円で。

まぁ実際にはそんなうまい儲け話は存在せず、港区のマンションはそれなりの値段で売買取引されています。

世の中のものの値段には相場というものがあります。
それはペットにも言えます。

買い取る人がいる限り、ものには値段がつきます。
そしてフェネックは買取可能な動物です。
この記事を書いている現在も、
実際にとあるペットショップで「飼い込み個体」として1歳だか2歳だか年齢不明のフェネックが
70万円で販売されています。
(この記事を書き終えた後でその店のサイトを確認したところ、70万円のフェネックは売れてしまっていました。)

6年ほど前にも、ペアフェネックを事情により手放す人から格安で買い取った女性がいました。
その人は1週間後に都内のペットショップに転売し、これによりたった1週間で数十万の利益をあげました。

こういうことが実際に起きているから、フェネックのブリーダーさん達は思うのです。

「何があっても転売されるような値段はつけない。すなわち、安くは販売しない。」

また、信頼して販売した人にどうしても手放さなくてはいけない事情ができてしまったとしても

「転売で利益が出るようなことにはしたくない。」

だからそれなりの値段をつけるのです。
ぼったくりの値段でもなければ、法外な値段でもありません。 相場です。

もしこれを読んでくれている方々で、今後フェネックのブリーダーさんにベビーの値段を本気で尋ねることがあれば
その前にフェネックの相場を調べてから質問をしてほしいです。
どのブリーダーさんも値段の大小はあれど、大きな開きはありません。それなりの値段です。

それにフェネックのブリーダーさんは、もし買い手がつかなかった場合はご自身の家で育てる気持ちでいるため
別に値段を下げて「何としてでも売らなくちゃ!」なんてことにはならないのです。

ちなみに私の場合、最初のフェネックであるファラオの購入で貯金が見事に激減しました。
その後も「今度フェネックベビーのご縁があったときのために」と、2年かけてちまちまと貯めたお金で
トトメスとナイルを購入しました。

恥ずかしながら私にとってフェネックは、ポンッと出せる金額ではありませんでした。
だからこそ「出会えたときに買えるように」って2年かけて貯めたんです。

本当に高い買い物でしたが、ナイルもトトメスも毎日私にシアワセをくれます。
買って良かった。
って心から思える動物です。

私と同じような懐事情の人で、フェネックに興味がある人がいらしたら。。。

今から貯金を始めましょう。

いざ運命のフェネックベビーとの出会いがあったときに、そのチャンスを逃さないように。

良い出会いがありますように。

(2012年9月24日)



ちなみに。
私の夫は「何匹生まれても外には出さへんで!」と申しています。
「かわいくて出されへん」そうです。

確かになぁ。ラムセスを外に出すと想像しただけで胸がつぶれそうになりますもの。

しかしナイルを譲ってくださったブリーダーさんにそれを言ったところ、

「でも自分のところだけで抱え込んじゃったらフェネックは増えないから。
 辛くても外に出すことで、フェネックを増やしてもらってまた自分のところにフェネックが返ってくるから。」

なるほどなぁって思いました。
フェネックのブリーダーさんが日本に増えてくれたらいいなー。
☆おしまい☆

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