いたちなあたち(HOME) → 飼い主の長めのつぶやき → アレルゲンとならないペット
フェレットの里親里子掲示板でも、手放す理由によく書かれているのが

子供が動物アレルギーになった
妊娠をきっかけに本人がペットアレルギーになった
親と同居するのだが、その親にアレルギーがある

フェレットまではまだまだ先が長いですが、アレルギーがあっても犬や猫が飼えるようになりました。

遺伝的にアレルゲンをなくした犬・猫がつくられ、販売されているのです。

子猫:6950ドル(約70万円)もしくは26,950ドル(約260万円)の2種類
子犬:15,950ドル(約150万円)


いずれもアメリカのLIFESTYLE PETSによって、猫は2006年から、犬は2008年から販売されており、
科学的にもアレルゲンフリーであることが証明されています。

そもそもペットがアレルゲンとなるというのはどういうことでしょうか。
単にペットの毛が人間の鼻に入ったり皮膚に触れてこすれることによりアレルギー症状が出ているのでしょうか。
いいえ、違います。

LIFESTYLE PETSによると、ペットのアレルゲンとは以下のようなものとされています。

猫の場合、その皮膚腺から分泌されるFel d 1と呼ばれる糖タンパク質が主なアレルゲンと考えられています。
この糖タンパク以外にも、3つのアレルゲンが猫から見つかっています。

犬の場合は、Can d 1 という主なアレルゲンを筆頭に合計6つのアレルゲンが存在しています。

多くのアレルギー持ちの人は、これらのアレルゲンを動物の皮膚や唾液、毛根、尿、粘液から受け取ってしまうことで
アレルギー症状を引き起こしています。
さらにやっかいなことに、これらペットのアレルゲンは花粉やホコリの10分の1ほどの極小サイズであり、
空中に数ヶ月残るほどです。

LIFESTYLE PETSが開発の始めにまずしたことは、犬猫の主なアレルギー発症の原因である糖蛋白質を
作り出す特殊遺伝子の研究でした。遺伝子配列を決定する技術を用いて、まれにおこる遺伝的多様性を
発見したのです。さらにこれらの多様性に焦点を当て、Fel d 1 や Can d 1 といったアレルゲンの構造を
遺伝的に自然に変えた形で子犬や子猫を生み出す可能性を見出しました。

こうした高度な技術を用いた繁殖研究を続けたところ、LIFESTYLE PETSは人間の体がアレルゲンと認識しない
形のタンパク質を遺伝的に備えた犬や猫を輩出することに成功しました。

ヘアレスチャイニーズクレステッドドッグという犬やスフィンクスという猫は生まれつき毛がありません。
これらを「アレルギーを発症しづらい犬猫」と謳って売っている店があるとすれば、それは大きな間違いです。
毛がないということは、犬や猫の肌に直接触れる機会が大幅に増えることで
返ってアレルギー症状を引き起こすことになります。

(LIFESTYLE PETSのウェブサイトより引用)


遺伝的にアレルゲンを持たない犬や猫が既に販売されているのであれば、
フェレットだってその可能性を多大に秘めているということです。

フェレットが大好き!飼い続けていたい!

と思うのに、アレルギーによりどうしても飼えない。
そんな人でもフェレットを安心して飼育できる日が来るのかもしれません。

(2012年11月26日)