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| 「妊娠したけれど、フェレット飼い続けても大丈夫?」
ただいま1歳3か月の子供がいる私からの答えは 「飼いつづけたほうが逆に良い。」 別に私がフェレット好きだから、というだけではなく 私の答えを上述に導いたのはこの10年間で複数回発表されている研究結果です。 『生まれてから1歳までの、人生の一番早い時期に動物や不潔なものと接していた子供は、 成長してからアレルギーになる確率が低くなる』 アレルギーの原因となるアレルゲンも、アレルギーの種類もかなり多岐に渡るので どのアレルギーのどのアレルゲン? と突き詰めることはここでは難しいですが 犬猫といったペットに限って言えば、生まれてから12か月までの1年間でどれだけ 動物に接するチャンスがあったか、言い換えればどれだけ犬猫の皮膚、フケ、毛、唾液等, 通常は親が子供に接しないように避けるようなものに接する機会があったかで 成長してからのペットアレルギーの発症を抑制できるという研究結果でした。 例えば、2006年3月19日の USA TODAYの見出し。 『アレルギーの意外な回避方法:子供を乳幼児期からペットや汚れに触れさせなさい』 これは米国衛生・若年性糖尿病研究所の7年がかりの研究の結果を元に書かれた記事です。記事によると、 子供にはできる限りのアレルギーの要因となるものから遠ざけて生活させるべできであり、 そうすることで子供の喘息等アレルギー発症を予防できるといったこれまでの常識が この研究によって覆されたとのこと。 研究チームは以下の2グループでアレルギー反応の有無を調べました。 グループA:184名の子供。生まれてから1歳までの超早期に2匹以上の犬もしくは猫との接触があった子供たち。 グループB:220名の子供。生まれてから1歳までの超早期に犬猫との接触がなかった子供たち。 結果は、アレルギー反応を示したグループAの子供たちは、 グループBでアレルギー反応を起こした子供の数の45%に過ぎなかったというものでした。 (2002年8月28日 アメリカ医師会の機関紙で発表) 他にも2011年6月刊行の 『Clinical Experimental Allergy』 でも類似の研究結果が発表されています。 1987年から1989年に参加の意思を示した研究対象者に対して、 18年後に血液検査を行い動物へのアレルギー反応値をIgEで数値化して比較したところ、 生まれてから12か月という超早期に室内(※)で犬を飼育していた18歳の男性の 犬へのアレルギー反応を引き起こすリスクは、そうでない男性の半分でした。 また猫においても、生後1年未満の間に室内で猫と暮らしていた10代は そうでない10代よりもアレルギー反応をおこすリスクが少ないという結果でした。 生まれてから1年という期間を超えた場合を比較したところ、 犬猫の室内飼育の経験の有無によるアレルギー反応の変化は見られませんでした。 この結果から、生まれてから1年という期間が、その後の成長してからの犬猫への アレルギー症状の発生の有無に大きく影響すると結論づけることができました。 ※この場合の室内飼育とは、人間が室内で生活している時間の50%以上の時間を 動物と人間が室内で共に過ごしていることを意味する。 ということで。 妊娠したからフェレットを手放すなんてもったいない! ぜひ、生まれた赤ちゃんとフェレットを接する機会を持たせましょう。 1年間が勝負です! 。。。とは言っても。 いきなりフェレットを赤ちゃんの眠るベビーベッドに放り込むようなことがないように(苦笑)。 赤ちゃんの様子とよくよく相談しながら フェレットと赤ちゃん。どちらも大事に育ててください。 |
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| 追記:
NHKでアレルギーについての特集がありました。 家畜の糞から空気中に遊離するエンドトキシンという物質を生後1年以内に吸っているかどうかで、 その後に花粉症や喘息を含むアレルギーの発症率に差がでるとの研究結果が報告されました。 やはりここでも「1歳未満」というのが鍵を握っています。 幼いうちにどれだけ細菌を体内に取り入れて、それを処理する能力を活発化させて免疫をつけていけるか。 これが大事なのですね。 ペットのフンが役立つなんて意外です。 |
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| ☆おしまい☆
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