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女児がフェレットに噛まれる。2人の消防士が25分かけてフェレットを引き離した。

女の子が乳母車でフェレットにより襲撃を受けて病院に運ばれた。

10ヶ月の女の子が突然叫び声をあげた。
見ると、体長約30cmのフェレットが女の子に食らいついているのが確認できた。

あわてふためいた母親(21)は大声で助けを求め、2人の消防士が凶暴な動物を女の子から引き離した。

女の子の指は深い噛み傷を負っていた。幸いなことにレントゲン検査の結果、骨への損傷は見られなかった。
絆創膏によって傷口は保護され、抗生剤の投与で感染症を防いでいる。

母親は語った。

「平凡な日常生活の中でこんなことが起きるなんて。」

「私は娘と一緒に近くの母の家に行く途中だったの。草木の茂みから何かが飛び出して来たわ。
 最初はそれが何かわからなかった。フェレットを見たこともなかったし。
 その動物は乳母車に飛び込んできたの。」

母親の話は続く。

「正直に言ってどうしていいかわからなかった。動物を娘から引き離すことも考えたけれど
 下手に刺激して娘がさらに危害を受けることを考えると何もできなかった。
 だってその動物は娘の指の上に圧し掛かっていたわ。」

「娘は痛みで泣き叫んだ。でも私にできることといったら、周囲に助けを求めることだけよ。
 それでも近くの家の中にいた人たちは私を見つめるだけで
 だれも私や娘のもとに駆け寄ってきてくれる人はいなかった。」

消防士のピート・ハーベイとファズ・ペイテルが救助に向かった。ハーベイ氏いわく、

「1分ほど車を走らせると、何かの騒ぎを助手席のファズが感じ取ったんだ。」

「車から飛び降りて駆け寄ると、そこには薄茶色のフェレットが赤ちゃんの指に食らいついているのが見えたんだ。
 野生動物のように見えたね。凶暴だったよ。」

「その動物を赤ちゃんの指から離すのに、僕達2人がかりで25分もかかった。
 引き離しても引き離しても、赤ちゃんの指に食いつこうと戻ってくるんだ。するどい歯でぎらついた目をしていた。
 僕とファズの手をくぐりぬけて赤ちゃんに噛み付こうとしていた。」

「空腹でたまらない様子だったよ。」

ほどなくしてその動物は赤ちゃんへの攻撃をやめて走り去って行った。水曜日の午後2時半のことだ。

母親は、フェレットが飼い主が逃がしたものではないかと言う。

「あの動物が野生のものではなくて、誰かのペットだったと思いたい。もし野生動物だとしたらとても恐ろしいわ。
 あれから娘と2人で外に出るのが怖くなった。
 あのフェレットに首輪がついていたかどうか、はっきりとは思い出せないけれど確か首輪をつけていたと思う。
 すでにどこかで捕獲されているといいのだけど。」

警察官のスティーブ・カーペンター氏は、女の子がとてもラッキーだったと言う。

「フェレットが非常に鋭い歯を持ち、何かにひっつく行動をする動物であるということは周知の事実。
 もともと野生には存在しない種類の動物だから、そのフェレットは飼い主が放棄したものか
 もしくは脱走したに違いない。」

「見かけた人は通報してほしい。」

(2012年4月29日 メイルオンラインより引用)
「これはジョークニュース?」
「母親が何もしないのはおかしいでしょ。」
「普通に引き離せばいいだけだ。」

と、このニュースへの
ネガティブコメントが寄せられていました。

あたちのような
人を噛んだことがない
か弱いいたちには無縁のニュースです。
(うそつき。最初は噛んでたくせに。)
☆おしまい☆

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