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トリプルFファームの不適切なフェレット飼育に罰金命令

セイレにあるフェレットファームは米国農務省との合意の末、動物福祉法違反の罰金を支払うこととなった。

農務省によると、2011年の8月と9月に農務省の動植物衛生検査部が行った連邦調査において、ベッターロードに位置するトリプルFファームに多くの動物福祉法違反が見つかり、その罰金として$16,679(約150万円)が課せられた。

6月4日付けの動植物衛生検査部からの和解協定書によると、2011年の立ち入り調査でトリプルFファームに違反が見つかった。不適切な薬品の保管、手術室の手術器具の滅菌不十分、手術で開腹した箇所の不適切な縫合、壊れたワイヤーやフェレットが容易に落っこちてしまうようなメッシュフロアーが指摘の内容として挙げられた。

また、トリプルFファームでは獣医師立会いの療養もなく、栄養チューブも壊れたまま、フェレットが水を飲めるような設備の欠落、不衛生な飼養設備、大量のフェレットを飼育するに十分な数の専門的知識を持ったスタッフがいない、などの指摘を受けた。

動物倫理の会(PETA)が2011年に独自にファーム調査に入り、「連邦調査で指摘を受けた項目はもとより根本的にフェレットが放置状態にある」と結論付けた。


(2012年8月27日 デイリーレビューより)



何百ものフェレットがファームで残酷な飼育

動物福祉団体が、ペンシルバニアの北東に位置する大きなフェレットファームの調査を行った。覆面の潜入調査員が目にしたのは、おぞましく不衛生な状況で何百のフェレットが病気や怪我の認められる状態で放置されている姿だった。

セイレにあるトリプルFファームに覆面で潜入調査をしていた人物は、そこでのフェレットの飼養状況を撮影し、その動画を動物倫理の会が金曜日に公開した。

公開された3分間の動画には、裂けた跡のような傷を負ったフェレット、腸から臓器が飛び出たフェレット、伝染病にかかっているフェレット、目が血のように赤いフェレットが撮影され、生まれたばかりの赤ちゃんフェレットがケージの床の隙間から落ちた状態でうねうねと這いずり回り、母親フェレットが1匹のベビーをくわえて窮屈なケージの中を必至に後ずさりしている様子が映し出されていた。

「この施設についてはかねてから苦情が相次いでおり、アンテナを張っていました。」今回の立ち入り調査が最近の1つの通報から行われたものではないことをPTEAの副所長であるダフナ・ナチミノビッチ氏は示唆する。このトリプルFファームでは6000ものフェレットが、ケージが積み上げられた10個の納屋の中に押し込められていたのである。

公開された動画の中には他に、床に転がったフェレットの死体の映像があり、覆面調査員の話によるとそのフェレットは施設の職員が押すフェレットフードワゴンに轢かれて死んだという。

トリプルFファームの代表であるジャック・フォーレンスタイン氏はマスコミのインタビューには応じず。ホームページ上では「ライジングサン的な、楽しく素晴らしいフェレットを1985年より自家繁殖しています。」との謳い文句が掲載されている。

PETAの調査では、このファームは繁殖させたフェレットをアメリカ国内に限らず世界中のペットショップや研究所、大学に販売し、中には病害予防管理センターにもフェレットを納品していたことがわかっている。特にこの病害予防管理センターとの取引は大きく、2006年から累計150万ドルもの巨額な譲渡契約を結んでいた。

動物保護団体は公式に連邦政府に対して動物福祉法違反についての調査を求めている。

アメリカ農水省の動物権益部(USDA)の広報担当者であるデビッド・サックス氏によると、PETAとの協議の後の8月29日に調査員がファームに立ち入り検査を行った。ファームは3週間以内にUSDAの調査結果に対して上告する権利を有すると言う。

フェレットは、医学生が未熟児に呼吸器をつける練習に用いられたり、人間と似た症状を出すことからインフルエンザ関連の研究に用いられる。

覆面調査員は動画に加えて報告書も提出している。その報告書によると、ファームでのフェレットは室温43度を超える納屋で食べ物も飲み物も受け付けない状態でどんどん死んでいき、ケージ床から落ちたフェレットベビーはそのまま死んでいき、安楽死を決められた全ての月齢のフェレットは特別な投薬もないまま狭いケージに何日も放置されている状態だ。

さらに赤ちゃんやヤングのフェレットは生きたまま糞の山に埋められるか、生きたまま焼却炉に放り込まれている。さらにフェレットは、施設で働くスタッフからわざと足で踏みつけられて殺されたり、フードワゴンでわざとひき殺されている状況だと報告書には記載されていた。

トリプルFファームで4月から8月に勤務していた職員は、この5ヶ月間いちどもファームで獣医の姿を見ていないという。

「売られることが決まったフェレットは、譲渡前に避妊去勢手術と臭腺除去手術が行われます。」

ナチミノビッチ氏が残酷な手術環境を明らかにした。

「調査員が目撃したのは、まるでベルトコンベアの流れ作業のような状態で手術が行われていることです。しかもその手術には手順も何もあったものではなく、スーパーで売られているような二枚刀のカミソリを次々と流れてくるフェレットに消毒もせず連続して使っていました。麻酔も不十分で、フェレットは起き上がっては人々の手によって押さえつけられていました。」

PETAは動画と報告書を、フェレットやその他のエキゾチックアニマルを扱うシェルターや飼養施設に協力している獣医に見せた。その獣医はイリノイ州のスーザン・ブラウン氏。そのブラウン氏の書いた書面にはこう綴られている。

「この施設のフェレットは、おぞましく残酷な状況に置かれている。不衛生な施設に異常な室温、また不適切な手術は獣医学の基準から著しくかけ離れて低いものである。病気を患い傷を負ったフェレットは、なんの薬学的処置も与えられないままただ痛み、ただ苦しみもがき、死を待つのみの状態である。


(2012年7月7日 ハフポストグリーンより)




みんな、過酷な過去を持ちながら今とってもシアワセに生きているのですね。
☆おしまい☆

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