フェネックの人工保育は日々状況が変わります。
と、まずこうして言い訳を書いてしまったりして。。。
昨日書いた哺乳時間はその夜中のうちに変わりました。
夜はミルクを8時間あけても大丈夫、なんて豪語してしまいましたが
それを書いた夜から3、4時間おきにミルクを飲ませるはめになっています。
昼間は仕事、夜はキツネの育児。
自分の子供の育児はほぼ放置状態です。
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お昼にベビーシッターさんから電話が入りました。
それは今朝、私自身も気になったことについての電話でした。
「下の子たちの皮膚がただれているというか、痛々しいのですが。」
確かに今朝から赤ちゃんたちの下半身回りが赤く腫れていました。
前の晩にお風呂に入れたのに、朝にはおしっこ&うんPまみれの3匹。
今朝もお湯で体を洗ってやりました。
「足まで腫れているんです。」
おっとぉ。それは今朝にはなかった症状です。
帰宅してペットシッターさんから子キツネを受け取り、
そのまま動物病院へ連れて行きました。
「ちゃんとおしっこ、拭いていますか。」
赤ちゃん達を見た獣医さんの第一声。
私も拭いているし、ベビーシッターさんも拭いてくれていると思うんですけど。
下に敷いていたタオルを手で触った獣医さん。
「布もこまめに取り替えてください。」
フェネックの赤ちゃんたちは排泄物が長く皮膚に付着することにより
体の内側の皮膚が炎暑を起こしていました。
お腹や手足が腫れているのも炎症が原因です。
「赤ちゃんに抗生剤を使うことは控えたいので
まずは体と敷物を清潔に乾燥させた状態に保って様子を見ましょう。」
毎年、赤ちゃんのお尻回りが腫れることはあるのですが
しかしそれは肛門周辺だけの話でした。
これだけ広範囲に渡って腫れたのは初めてです。
手足、メス(大)に至っては右脇の下まで赤く痛々しくなっていました。
帰宅してすぐにお風呂に入れてやり、ドライヤーで乾燥させてから
ベビーパウダーをぽんぽんと腫れた皮膚全体にまぶします。
離乳食もやっと飲ませました。
炎症による痛みのせいか、元気のない3匹に手をかざして温めてやりました。
早く元気になっておくれ。
<体重>
メス(小):134g
メス(大):161g
オス:165g