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これからフェネックを飼育する人に
絶対必要な覚悟は3つ。

覚悟1:
夜中の騒音・・・フェネックはとてもうるさい動物です。
覚悟2:
悪臭・・・フェネックはトイレのしつけができません。
覚悟3:
動物病院・・・かなりの確率で受診を断られます。

これら3つは飼育方法を考える前に必要な覚悟の最低限です。

もっと言えば、

発情期は噛まれます、とか
購入費用は高いです、とか
犬や猫のような性質は期待するな、とか。

挙げればキリがありません。

「こんなはずじゃなかった」と思われてしまうフェネックを
減らすがために、既存飼育者は安易なスタートを望まないのです。
<騒音について>

どんな音が耳に入っても気にせず暮らせる・寝られる。

そんな人には全然問題ないフェネックの飼育。
しかしたいていの人間はそうではありません。

夜中、周囲が寝静まったなかで

ガリガリガリガリ
ギャァギャァ!!!!!

そこらじゅうを掘りまくる音
金切り声

そう。それがフェネックです。

掘るのは彼らの習性なので、
それを取り上げてしまうのはかわいそうです。
思い切りホリホリさせてやってください。

鳴くのも彼らの習性です。
1匹ではさほど鳴きませんが、複数で飼育するとかなり声を出します。
<悪臭について>

どんな動物だって排泄物はにおいます。
フェネックだってトイレをします。臭いです。

ある程度決まったところにトイレをするフェネックもいれば、
部屋中どこでもトイレにしてしまうフェネックもいます。

夏場のトイレ臭は相当強いと思ってください。

特に犬の便とはニオイが違い、ツンと鼻を突いた刺激臭がします。

これからフェネックを飼育する人は
フェネックはトイレのしつけが入らない動物であるという認識を
しっかりと持ってから飼育に臨みましょう。
<動物病院について>

「フェネック診られますか。」

電話で事前に問い合わせても、高確率で断られます。

・高額なペットであること(=責任が取れない)
・症例(経験)が少ないこと

この2つが主な理由です。
少なくとも私が3つの病院に断られた理由はこの2つでした。
肺炎をおこしたフェネックを連れ込んでも
門前払い状態になったこともあります。

とは言っても、診られないのに「診られます」と言われても困ります。
それくらいなら断ってくれたほうが助かります。

というわけで、断られたら次へ次へと探していくしかありません。

フェネックが健康なうちから、
いざというときに診てもらえる病院を見つけておくことが大切です。
具合が悪くなってからでは手遅れになりかねませんから。
フェネックはかわいいです。
飼える気持ちと機会があれば是非!と勧めたい動物です。

しかし一筋縄ではいかない動物であるということは、飼育開始前に知っておいてほしいです。

犬のように人間への執着はありません。
恩を覚えることもないでしょう。
数ヶ月離れていたら、飼い主だか単なる通りすがりの人だか区別をつけてもらえなくなるでしょう。

ベッタベタの関係を望むなら犬猫が一番。

フェネックを飼うからには多少の諦めと辛抱と、ちょっと変わった思考が必要、ということです。

「うちのフェネックはそんなんじゃない。」

と、別のフェネック飼育者は言うかも知れません。

いろいろなフェネックと飼育者との関係があるなかで
私とフェネックは「こんなもん」であります。
☆おしまい☆

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