? いたちなあたち・飼い主のつぶやき・2017年4月
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2017年4月2日(日曜日)晴れ

近所のお金持ちのおばあさんが亡くなりました。
家は物で溢れていました。
それも高価なブランド物ばかり。

家を片付けたい娘さんが
気に入った物があれば無料で差し上げるから
どうぞ持って行ってください、と
近所の人たちに声をかけました。

母にも声がかかりお家に伺ったそうです。
かばん、洋服、小物から未使用の下着まで
あるわあるわ、ブランド物のオンパレード。

私の好みを良く知る母は
バーバリーのハンカチを20枚も持ってきました。
さすがに20枚も一度に使い切れないので
5枚ほど選んで残りはお返ししました。

娘さんの話によると、近所のTさんは
ハンカチだけでも100枚以上は持って行き、
そのほか服も山ほど抱えて何度も往復して
引き取って行ったそうです。
Tさんは確かもう70歳は超えていると思います。

ハンカチ100枚もどうやって使うんだろう。

不思議に思って母がTさんに聞いてみると、
Tさんは家中の服のポケットにハンカチを入れたようです。

「でもね、絶対に使わないわ。」

胸を張って話を続けたTさん。

「トイレで手を洗っても、温風の手を乾かす機械を使うから。
 ハンカチは絶対に使わないわ。」

首をかしげながら帰宅した母。

「質問の答えを得られたかどうか、よくわからない。」

うん。確かに。
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初めて行った川崎の競馬場。
2017年4月4日(火曜日)晴れ

おばあさんの形見分けで頂いた物は
母はハンカチ5枚とお財布1個と新品の下着。
私はハンカチ5枚と新品のストッキングと美容パック。

ありがたや、ありがたや。

娘さんはリサイクル業者に頼んで
貴金属もどっさり買い取ってもらったそうです。

「生きているうちに身辺整理はしてもらいたわ。」

娘さんの言葉、私の母にも聞かせたい。

「あんなお金持ちじゃないんだから。」

と笑う母。

だからこそでしょっ。ガラクタばかり残されたら
売ろうたって売れないし、無料でも誰ももらってくれないでしょっ。

そして母は不機嫌になり、母娘のいつもの喧嘩が始まるのです。
都会の公園は混んでいます。
郊外の公園はガラガラなのに。
2017年4月5日(水曜日)晴れ

職場が変わってから仕事量が何倍にも増えました。
仕事内容もガラッと変わったので、
もう何もかもが「はじめまして」状態。

今まで体に染み付いていた仕事内容の手順とは
当然異なった手順で事を進めなくてはならないので
頭をそれに慣らすのが大変です。
しかもまともな引継ぎもされていないなかで
さらに仕事量を積まれているのだからたまったものではありません。

辞めたい

そう思ってしまいます。

人間は追い詰められると笑います。そして開き直ります。
私が今まさにそんな状況。
仕事ができなくったって死ぬわけじゃないし。
仕事でミスしても命とられるわけじゃないし。
なんと言っても、私のような平社員には責任がありません。

知ーらない。

今朝、出勤途中に気持ちを切り替えることができました。
私の能力はここまで。できない奴と思われても別にいいや。

あと2年間はフルで働くけれど、
その後は短時間勤務でのんびり働くつもりだし。
それまでの辛抱だ。

今日を生き抜け。明日はわからん。
鉄道居酒屋。行ってみたい。
2017年4月6日(木曜日)くもり 強風

先々月に母と新しい玄関マットを買いに家具屋さんに行きました。

「これがお勧めなんですよ。」

男性の店員さんイチオシは、黒と金色の美しいマット。

「あちらの絨毯が大変人気で、
 玄関マットサイズも作ったのです。」

店員さんが指差した方向を振り返ると、確かに豪華に見える
黒と金色の絨毯が壁にかけられていました。

一方、母はピンクと白を基調にした玄関マットに
心が傾いている様子でした。

値段は、白ピンクが5000円。黒金が6000円でした。

「1000円の違いなんですけど、品物としては
 黒のほうが本当にしっかりとしていて良いものなんですよ。」

見ると母が気に入った白ピンクは中国製、
黒金はどこだったか別の国が産地でした。

「確かにこれは豪華よねぇ。」

黒金マットを手にする母。

「でも色としてはこちらのほうが玄関に合うような気がする。」

白ピンクマットをもう片方の手で持つ母。

店員さんはそっと場をはずし、別のお客さんに声をかけ始めました。

黒金マットを目の前に広げて「うーん。」
白ピンクマットを黒金マットに重ねて上から見て「うーん。」

悩み続けること15分。

「やっぱりこれがいい。」

母が手にしたのは最初に気に入っていた白とピンクのマットでした。

実は私は横で見ながら、黒金のほうがいいなと思っていました。
白ピンクは色は可愛いですが、どうも玄関がボヤけた印象になりそうでした。

「うん。これがいいわ♪」

嬉しそうに白ピンクマットを抱えてレジに向かう母。
その後ろをチラッと見たのは先ほどまでそばにいたあの男性店員さんでした。

そっちを選んだのかー。

と残念に思ったことでしょう。

私は男性店員さんに近づき、あっちを選んじゃいました。すみません。
と声をかけました。

「いえいえ。気に入った物をお求めになるのが一番です。」

でもねぇ。。私は黒のほうがいいと思ったんですけどねぇ。。。

すると店員さん、目をパッと輝かせて

「そうなんです。品物は黒のほうがずっと良いんですよ。」

仕方がないですね。

すると店員さん、大きな体をかがめて小柄の私の耳元に近づいて言いました。

「まぁいいじゃないですか。民主主義ですよ。」

あはは。

そして白とピンクのマットを抱えて帰宅した母は
実際にマットを玄関に広げて

「やっぱり明るくていいわね。」

とご満悦でした。

そうね。民主主義よね、やっぱり。
2017年4月11日(火曜日)雨 寒い

引継ぎ資料を最後まで1枚も作らなかった
派遣の女性からの引継ぎが終わりました。

それらをまとめて私が作成した業務手順書は
80ページに及びました。

よくもまぁこれだけの事務作業を引き継ぐのに
1枚も資料を作成しなかったもんだ。
逆にすごいと、引継ぎ元の女性を回顧する私。

こんな風に仕上がりました。

手順書ファイル1冊を上司に見せます。

「おおお。これだよ、これ。これが欲しかったんだよ。」

喜ぶ上司。

そりゃそうだろう。
手順書の1枚も存在しない事務なんてあり得ない。

この世の中は何があるかわかりません。
突然その人がいなくなることだってあるでしょう。
その時に、業務のことが何もわからない人にも
何とか1か月は業務を回せるだけの手順書は
どの会社でもどの部署でもどのチームでも必要です。

手順書ファイル1冊。

引継ぎ元の派遣女性よ、ありがとう。
これで私の株が上がりました。

そうでも思わないと
この1か月の引継ぎ期間を耐え抜いた自分が
浮かばれません。
好きな誤訳。
「絶滅の脅威の下で」かな、ほんとは。
2017年4月13日(木曜日)曇り時々晴れ

子供にはこの世の中がどう映っているのでしょうか。
子供の思考で、子供の目線で、
自分の日常を見てみたくなります。

仕事と保育所からの帰り道。

突然子供が大声を出しました。

「お母さんっ。お母さんっっっ。」

小走りに駆けだす子供。

なんだろう。

「お母さんっ。お母さんっっ。」

子供は遠くを指さしました。
しかしその指の先に、
そこまで大騒ぎするほどの建物も人も見当たりません。

次に子供がまた大声で言いました。

「すき家のぎゅーどんっっっ♪♪♪」

はい???

うっとりと子供が見つめる視線の先には
赤い看板の牛丼屋さんがありました。

理解不能です。
すき家に行ったこともなければ、牛丼を食べたことすらない子供が
牛丼屋にここまで胸を躍らせる理由がわかりません。

子供の思考で子供の視線で牛丼屋を見ると
不思議と幸せな気持ちになれるのかも知れません。
アキバの光景
2017年4月17日(月曜日)曇りのち雨

結構な量の事務作業の引継ぎを
結局全て口頭で済ませたSさん。

そのSさん自身も、次の新しい部署で
事務の引継ぎを受けています。

次の仕事はどんな感じですか。
引継ぎは終わりましたか。

何の気なしに尋ねてみました。

するとなにやら不満顔のSさん。

「全体量が見えないんです。」

「最初にどのくらいの量があるかを
伝えるものだと思っていたんですけど。
業務の説明からどんどん入ってしまって
全体的にどんな業務がどのくらいあるか
わからないんです。うーん、って感じですよ。」

そんなSさんの愚痴を聞きながら
私自身、Sさんのようになっていないか
省みる必要があると思いました。

Sさんは全く気づいていないのですから。
膨大な事務作業で、ただの1枚も引継ぎ書を作らずに
全て口で伝えて終わらせようとしている、
私にとっては
『ありえない引継ぎ』
『引き継ぐ人のことを何も考えていない失礼な引継ぎ』
をしていることに、自分では全く気づいていないのです。

そればかりか、
自分も同じように他人から業務を引き継いでいるなかで
相手の引き継ぎ方に「ありえない」とばかりに
私に愚痴を言っているのですから。

人間ってこういう生き物なんだなぁ。
人のことにはよく気づくけれど
自分のことになると全然気づかない。

気をつけなくちゃいけないなぁ。
レストランで眠った子供
2017年4月22日(土曜日)くもりのち雨

写真を撮れなかったのですが
電車の車内で広告を見ました。

『話題のお風呂で曇らない眼鏡』

話題のお風呂ってどんな風呂だろう。

そして辿り着く最後の文字。『眼鏡』

ん?眼鏡?

話題のお風呂で、曇らない眼鏡

ではなく

話題の、お風呂で曇らない眼鏡

だったようです。

紛らわしい。
2017年4月25日(火曜日)くもり

衣替えをしました。

春夏物の服を色別に並べてみて気づいたこと。

・明るい色がほとんどない。
・同じ色の服が複数ある。

あちゃー。

自分が思っていたことと完全に反対でした。

明るい色ばかりだろうな、と思っていました。
色もばらけて揃えているだろうな、と思っていました。

まさか正反対だったとは。

自分の記憶の曖昧さに驚きます。

よし。ゴールデンウィークには服を買おうっと。

そして今年の秋には
「これはあまり着なかったな」と思う服を
いっぱい処分してすっきりさせようっと。
2017年4月27日(木曜日)くもり時々晴れ

子供が保育園の友達からお手紙をもらいました。
子供と同じ年齢の友達の字があまりに上手で驚きました。

外で走り回らせてばかりで
字なんてほとんど書けない私の子供。
勉強は小学校で先生が教えてくれる、と
のんびり構えていた私。

「ほら。だから言ったでしょう。
 1日5分ずつでも勉強させなくちゃ。」

友達の手紙に感化された母は
さっそく子供にえんぴつを持たせて
字の練習を開始していました。

でもさー。
1日中ずっと遊べるのは今だけです。
小学校に入ったら嫌でも勉強することになります。
保育園のうちは好きなだけ遊ばせてやりたいと思うんですけど。

育児の正解、未だ見えず。
新宿のフリーマーケット。
残念ながら大したものはありませんでした。
2017年4月29日(土曜日)晴れ

子供が友達からもらった手紙。
時間ができたので、今朝コーヒーを飲みながら
食卓で手に取って読み解いてみました。

『○○くん(←子供の名前)
 ○○くん
 ときどき
 だいすき。』

ときどきかぁー(笑)
2017年4月30日(日曜日)

仕事が膨大な量で
職場の人間も大変苦手で

そんな仕事が続いています。

週末で休みでも
ずっと仕事や職場の人間のことばかり頭をよぎります。

こんな仕事を続ける意味とは何なのか。

辞めることはいつでもできるから
続ける意味をまずは考えてみようと思います。