2021年12月
中古の古着屋さんに行ったら
婦人服が半額セールとなっていました。
帽子が欲しい、と言っていた母を思い出し
その場で電話をかけました。
母の好みのものがあったら買って帰ろうと思ったのです。
電話越しで好みのものを言われて
私がわかるかどうかは別の話なのですが。
お母さん、帽子がほしいって言っていたよね。
たくさんあるんだけど、どんな帽子が欲しいの?
「あら嬉しい。」
母が言いました。
母の好みの帽子の特徴を聞くと、
「正ちゃん帽じゃない帽子。」
わからん。全然わからん。まったくわからんわ。
2021年12月18日(土曜日)
子供が1年で楽しみにしている日が2つあります。
自分の誕生日とクリスマス。
どちらも普段はもらえないようなプレゼントが手に入るから。
夏ごろから「サンタさんに何をもらおうか」と
あれやこれやと考えあぐねる日々を続け
12月に入ってからはさらに熱が加わり
毎日のように「あれをもらう。いや、やっぱりこれにしよう」と
テレビCMや雑誌を見ては呟いています。
困るのはそれに振り回される私。
「マジカパーティのカードが欲しい」と言ったかと思えば
「ポケモンのカードセットのほうがいいかも」と、
翌日には希望をコロッと変えてしまうのです。
クリスマス当日まで気が抜けず
ギリギリまで待って希望商品を聞き出す必要があります。
そして3日前あたりから同じ商品を口にするようになりました。
「ゴジラのDVD全巻セットに決めた。」
ようやく気持ちが決まってきたようです。
平日は仕事をしている私としては週末にしか動けないので
明日の日曜日にはお店に品物を買いに行かないと
クリスマスには間に合いません。
それでも一寸先は闇という状況に変わりはないため
最後の最後の気持ち確認という意味を込めて
子供をブックオフに連れて行きました。
<私の作戦>
1.子供をゴジラDVD売り場に連れて行く。
2.どのDVDが欲しいのか、子供から情報を聞き出す。
(子供は全巻セットを希望しているが、
さすがに経済的事情により全巻購入は不可能。)
3.いったん子供をDVD売り場から遠ざける。
近くにトレーディングカードの売り場があるので
言葉巧みにそこに誘導して子供1人でカードを眺めさせる。
4.私だけゴジラDVD売り場に戻り、子供の希望商品を
こっそり購入する。
5.購入したDVDは車の後部座席の隠し箱の中にしまう。
6.帰宅したら箱ごと私の自室に隠す。
作戦は完璧に立てられました。
DVDを入れる隠し箱も車に設置しました。
さあ、ブックオフへGO。
そして店に到着し、
さっそくゴジラDVD売り場へと子供を連れて行きます。
20枚ほどのDVDが並んでいました。
「うわぁ。ゴジラのDVDだぁ♪」
嬉しそうにDVDを見つめる子供。
1枚1枚に手を伸ばし、表紙や裏表紙を眺めます。そして、
「これ、観た。面白かった。」
「これも観た。これも面白かった。」
ん?
「これも観たヤツだ。」
んんん?
棚に並んでいたゴジラDVD20枚全てを手に取った子供が
ずっと口にしていた言葉。それは
「コレミタ」
どうやらツタヤのレンタルDVDでゴジラ映画を借りていたようです。
「僕、ゴジラ映画コンプリートしてるわ。」
自慢げに顔を上げた子供。
と、言うことは。。。?
「ゴジラDVD、要らないわ、もう。」
はいーーーーー???
「僕、カード見てくるね。」
最後に手にしていたゴジラDVDを棚に戻すと
トレーディングカード売り場に自ら走って行った子供。
ぽつんとDVD売り場に残された私。
おーい。。。サンタクロースへの商品発注は
1週間前に締め切るぞー。
2021年12月23日(木曜日)
「サンタなんて存在しないってMが言うんだよ。」
おっとぉー。
小学生ともなると、親のサンタ活動を妨害するのは
テレビだけではありません。
友達も強力な障害物となりうるのです。
「でもOもお母さんに聞いたら
サンタクロースは実際にいるんだって言っていたらしいよ。」
Oくんのお母さん、私と同じ価値観の人で良かったです。
「この間、Oが『サンタさんって本当にいるの?』って
お母さんに聞いたら、Oのお母さんが
『いるわよ。何なら電話してあげる。』って言って
サンタさんに電話したんだって。Oの目の前で。」
Oくんのお母さん、すごいチャレンジャーだ。
「サンタさんと話をしてね、
『クリスマスは混んでいるから
少し遅れるかも知れないって言ってた』ってさ。
Oのお母さん、サンタさんの連絡先を知っているなんて
すごいね。」
Mくんからのアタックを、
Oくんのお母さんの電話攻勢で凌いだ今年のクリスマスです。
2021年12月26日(月曜日)
冬休みです。
クリスマスにサンタさんにもらったものを持ち寄って
子供達が嬉しそうに遊びます。
子供の親友のOくんも
私の子供と同じものをサンタさんからもらったようです。
2人で同じおもちゃで仲良く遊んでいました。
Oくんが帰った後で子供が言いました。
「Oもね、サンタさんにお手紙を書いているんだけど
今年はなんとサンタさんから返事が書かれていたんだって!」
少し興奮気味に話す子供。
サンタさんを信じ切っているその目が
既に色々と汚いものを見てきてしまった私には眩しく映ります。
「Oはね、『ライジングマシンガンをください』って
書いたんだって。そうしたらね、朝起きたら手紙に
『それは、もらえません』って返事が書いてあったんだって。
それで別のプレゼントが置いてあったんだってさ。」
サンタさんの直筆の返事?!それはすごいねぇ!
「うん、すごいよねっっ。」
Oさんの親御さん、
お互いに今年も無事にサンタクロースになれましたね。
2021年12月28日(火)
プリンターの調子がどうもよくありません。
PCからのプリントアウトがうまくいきません。
年賀状の季節なのに。困ったな。
仕方なく今年は宛名を全て手書きにしました。
ものすごーく久しぶりのあて名書き。
1枚1枚書いていると、思うことが次々と溢れました。
この人の名前、こんな漢字だったんだ。
この人、こんな場所に住んでいたんだ。
今まではPCの住所録に入っていた宛先の名前や住所を
特に意識することなく『印刷』ボタン1つで
年賀状が出来上がっていました。
プリンターの不具合は困ったことではありますが、
年賀状を出すお相手1人1人と
きちんと向き合ってご挨拶の賀状を出したような
そんな気持ちになれた年賀状作成となりました。
2021年12月31日(金曜日)
去年は行けなかったのですが
我が家は年末に家族でお風呂に行きます。
夫は足が悪くお風呂に入ることはできないので
子供は1人で男性浴場に入ります。
1人でも割と平気で、
サウナに入ったり露天風呂に行ってみたり
1人なりのお風呂冒険を楽しんでいる様子です。
時間は決めずとも
何となくみんなで同じくらいの時間に出ます。
ご飯を食べるため、座敷席に入りました。
美味しい食事が出来るまでの間に子供に聞きました。
お風呂、どうだった?
「うん、楽しかった。人がいっぱいいた。」
子供もいた?男の子もたくさんお風呂に入っていた?
「うん。みんな父親連れだったよ。」
父親連れ。。。
子連れではなく、父親連れ。
子供から見た、子供の目線。新鮮だわ。