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ハダカデバネズミの飼育環境
2014年に初めてハダカデバネズミを迎えた時は、自宅の一室に爬虫類ケージを置いて飼育を開始しました。気候も穏やかな4月のことでした。
春は穏やかに過ぎ、高温多湿を好むネズミの飼育は真夏も冷房稼働だけで何の問題もなく過ぎました。
それが秋になり冬になると状況が一変。
これは。。。結露?
暖房をきかせ、加湿器をつけていた部屋の窓に相当量の水滴が見えてきました。
今まで生活していてここまでの結露を経験したことのなかった私は、室内環境による部屋の中に置いてある他の荷物への影響を懸念していました。
ところがそんな荷物よりももっと深刻な問題が、結露が出ている窓自体に現れました。
これは。。。黒カビ?
ハダカデバネズミを飼育していた部屋は窓の多い部屋でした。その窓全てに黒いぷつぷつが出始め、あっという間にサッシを覆ったのです。
これはまずいぞ。こんな室内環境が続いたら家が壊れる。
そう思った私は思い切ってハダカデバネズミの専用部屋を増築しました。安心して飼育するにはこれしか手がない。そう思ったのです。
ハダカデバネズミのお家は120cm幅の爬虫類用のケージです。
ケージの中に入れるもの
・トンネル通路として使えるもの
・トイレ(トンネルにつなげる)
・ハウス
・歯を削れるもの・・・トンネルがプラスチック製であれば、それをガリガリして削ります。
・仕事・・・猫砂やチモシーなど、ネズミがケージ内を運べるもの
【トンネル通路】
本来はエチオピアの地下でトンネルを掘って生活しているハダカデバネズミ。
ハムスター用のトンネルは必ず置いてあげましょう。ペットボトルをつなげてもいいです。
ホームセンターで灰色のダクトが安く売っているのですが、これを置くとその中を見ることができません。透明なほうが観察しやすいです。
【トイレ】
トンネルの途中でトイレとして使えそうなものもつなげてあげましょう。
【ハウス】
ハウスはトンネルの途中でなくても大丈夫です。
我が家のネズミ達はハムスター用のハウスで快適に暮らしています。
【仕事】
最初はおからの猫砂を入れていました。その後はチモシーを少し入れています。
ネズミ達に仕事を与える必要があると考えているので、水槽内で運べるものとして猫砂やチモシーを使っています。
働きネズミは砂やチモシーを口にくわえてケージ内をあっちに移動したりこっちに移動したり。見ていると面白いです。
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