? きつめのきつね・フェネックの赤ちゃん成長記録2016年・26日目
2016年8月日・2日目
ライトを福岡まで送り届けた日
飛行機に乗る予定をしていたためイロハは前日の夜から
10年来の友達であるRさんに預かってもらっていました。

金曜日の夜にRさんの家までイロハを持って行き、育児方法について伝えようとしました。
しかしRさんはイロハの口周りの汚れが気になったようです。

「なんでこの子、こんな口周りが汚れているの?」

シリンジでミルクをやるから汚れちゃうの。

「お湯で洗ってあげればいいじゃないの。」

でも汚れちゃうんだもん。

「毎回ミルクのたびに洗ってあげればこんなに汚れないでしょうに。」

そぉ?

「あなたらしいわね。ま、いいわ。で?ミルクはどれ?」

これ。(と、ミルク缶を渡す)

「スプーンにすりきり一杯くらい?」

まぁそのくらいかなぁ。あんまり量を厳密に気にしたことないけど。

「(イラッ)それでミルクをお湯で溶くのよね。お湯の量は?どのくらい?」

てきとー。

「はぁぁぁぁぁ????ミルクを溶くお湯の量を気にしないの?」

うん。何となく、こんな感じかなーって思って与えてる。

「信じらんないっっっ。」

急に怒り出したRさんはミルクの缶に書かれている分量説明を読み始めました。
そして私はというと、フェネックの人工飼育5年目ですが、
一度も説明書を読んだことがないことに気づきました。

「もぉもぉあんたって人はまったくっっっ」

なんでそんな怒ってんの。

「よくそんなんでフェネックが今まで育ってきたわね。信じられないわ。」

えー。。。ちゃんと育ってるからいいんじゃないの。
と、私が指さした先には去年我が家で生まれてRさんに引き取ってもらった一太がいました。

「なんてことかしら。良かったわね、ちゃんと育って。
 良かったわね、いい加減な飼い主じゃなくてうちみたいなちゃんとした家にもらわれて。」

一太をぎゅぅと抱きしめるRさん。

そんなこんなでイロハを預かってもらい、翌日の土曜日に博多から帰った時にまたイロハを受け取りました。

あれぇ?
口周りがきれいになってる(嬉)
耳のかさぶたもきれいに取れてる(喜)
何となく小ぎれいになって帰ってきたイロハ。

「無事に生かしておいたわよ。全く。ちゃんと育ててやんなさいねっ。」

何やらまだプリプリしているRさん。

Rさんが帰ってから育児セットを見てみると。。。
おお♪カップがぴかぴかだ。
おお♪シリンジも透明だ。
イロハだけでなく保育セットもきれいになって返ってきました。

Rさん、ありがとう。
またよろしくね。




足の裏まできれい♪
るららー。
ん?通りもん??
よくわからないけど
通りもんを通りすがります。
水ようかんとわたし。
おいしいよね、水ようかん。
ミルクがほしいのに。
口が汚れちゃった。