? いたちなあたち・飼い主のつぶやき・2017年9月
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2017年9月7日(木曜日)くもり 

8月から先週まで横浜で恐竜展が開催されていました。
行きたい行きたいとずっと騒いでいた子供にせがまれ
重い腰を上げてようやく向かいました。

「恐竜展♪恐竜展♪」

子供ははしゃぎながら会場へと足取りも軽く。
興味がない展示会に赴く私と夫の足取りは重く。
心の中で完全な内部分裂を
起こしていた『見た目は幸せそうな家族』の私達。

入り口を過ぎると恐竜の化石の展示から始まっていました。
恐竜の卵、うんち、足跡。
よくもまぁそれが化石だと判断して採掘できたなぁと感心します。
私なら卵も糞も単なる石や土の塊としか思わないですし
足跡なんて全くわからずに石を破壊してしまうでしょう。

化石の採掘や研究を仕事として行っている人に
共通してあるもの、それは

土や石に埋もれているものが卵だと、うんちだと、足跡だと
判別できる知識と経験、
さらにブラシや小さなノミでこつこつと掘り進めて行く根気。
これらがないと成立しない仕事なのでしょう。

ああ、あともう1つ大事な要素がありました。

太古の時代への情熱とロマン。

これが一番大きいかな。

始めることは簡単ですが続けることは難しい。
何に対しても言えることです。
続けていけるエンジンとも言うべきものは
仕事に対する情熱でしょう。

熱い気持ちで仕事に臨んだ人達の集大成なのかな、この展示は。
そう考えると少し違った気持ちで会場内を歩くことができました。
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2017年9月9日(土曜日)晴れ時々曇り

恐竜展の化石の展示で
大変興味深いコーナーがありました。

『恐竜の病気』

何万年もの昔に生息していた恐竜も
現代の動物と同じく病に冒されたものもあったという証拠が
化石から見て取れるというのです。

骨の変形であったり、戦いによる外傷だったり。
中でも一番興味を持ったのは、恐竜の腫瘍でした。

ある恐竜の頭部に腫瘍が残されていたのです。
脳腫瘍です。

『これほどの大きさの腫瘍ができていたということは
 この恐竜は既にまっすぐには歩けなかったであろうことが
 推測される。』

人間にとっても動物にとっても恐ろしい脳腫瘍。
医師や科学者、製薬会社がその根本治療のために
莫大な予算と時間をかけ続けている病の1つです。

それが何万年も前に生息していた恐竜にもあったなんて。

なんというか、言葉にならないものを感じました。
2017年9月13日(水曜日)くもり

面白い化石たちを目にして
入り口を通るまでは どよーん としていた私のテンションが
徐々に上がっていきました。

すごいねぇ。すごいねぇ。

感嘆の声を漏らしながら歩みを進めていくと
子供が尋ねてきました。

「恐竜展はまだなの?」

はい???

化石の展示を1つ1つ説明してやりながら進んでいたなかで
まさかの質問です。

もう恐竜展に入っているじゃないの。

子供は不思議そうな顔で辺りを見渡し、再度口を開きました。

「恐竜展はまだ先なの?」

わからん。
幼児の言動は意味不明なことが多いのですが
今回の質問はまったくもってわからん。

子供も親も首をひねりながら会場内を歩いていくと
急に子供が立ち止まって

「あっ、恐竜展だっっっっ」

と声を上げました。

子供が指差した先には、
等身大であろう大きな恐竜の人形というか模型が
ぐおーんと声を出しながら首を振っていました。

ここからようやく子供のテンションが上がり、
その後に何体もの動く模型を堪能して会場を出ました。

「恐竜展、面白かったね♪」

うん。。。そうね。面白かったわね。(あなたが。)
2017年9月18日(月曜日)晴れ 暑い

恐竜展から帰宅して
子供は私の母のところにまっしぐら。

「どうだった?楽しかった?」と聞く母に
子供は手振り身振りで今日の出来事を説明しました。

「あのね、うんとね、恐竜展に行ったんだけど
 (入り口から)入っても恐竜展じゃなかったの。
 恐竜展じゃなかったんだけどね、
 もうちょっと行ったら恐竜展になったの。
 楽しかったよ♪」

嬉しそうに話をする孫を見ながら
祖母である母は目を細めます。

「そうなの。それは良かったわね。面白かったのね。」

「うんっっっ☆」

子供は自分のおもちゃを出して遊び始めました。

母はくるっと私のほうを向いて言いました。

「何だかよくわからなかったけれど、
 あの子が楽しんだということだけはわかったわ。」

子供の話した内容を説明するのも面倒でしたし
母もその説明を聞くのもこれまた面倒そうでしたので
とりえあず
「恐竜展は楽しかった」で締めくくった1日でした。
2017年9月28日(木曜日)雨 肌寒い

まだまだ引っ張る恐竜展の話。

一通り化石や恐竜の模型を見終えると
次は親にお金を使わせるスペースが広がっていました。

恐竜射撃
恐竜輪投げ
恐竜デザート

恐竜と名が付けば何でも商品になるんかい。

そんな中で無料で開放されていたのが
←この化石発掘広場。

広めの砂場に化石の模型が埋められていて
それをスコップやハケで掘り起こすというもの。
他の催しが有料であるのに対し
この砂場だけが無料とだけあって
そこそこの人数の子供がスコップ片手に遊んでいました。

化石発掘、とは言っても
サラサラの人工砂を使っているので
力を入れずともサクサクと掘れてしまいます。

スコップをひとかきすれば、
あっという間に化石が顔を出すのです。

そこそこの人数の子供+サラサラの砂

何がおきるかというと、
子供がスコップでザックザックと化石を掘り起こした後から
スタッフの男性達がシャベルでどんどん砂をかき集めて
必死に化石を埋め戻していくのです。

スコップを持つ子供の後を
シャベルを持った大人がついて行きます。

子供、掘る。
大人、埋める。

子供、化石を砂から出す。
大人、化石を砂に隠す。

がんばれ、子供。
まけるな、大人。