? いたちなあたち・飼い主のつぶやき・2018年12月
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2018年12月2日(日曜日)くもりのち雨

この週末は池袋の爬虫類イベントへ久しぶりに行ってきました。
前日に友人のRさんからお誘いを受けたのですが、
イベントに行くと絶対に変なホルモンが脳内で流出し
衝動買いをしてしまう可能性が非常に高いので

イベントは危険だから行かない。

と断っていました。
ところがRさんはありがたいことに(=迷惑なことに)
「えー。行こうよぉー。」
と、めげずに誘ってくれたのです。

そこで一緒にイベントに行くことになった私は
Rさんに1つお願いしました。

私が何かを買いそうになったら全力で止めてほしい。

快くOKしてくれたRさんご夫妻と一緒にいざ池袋へ。

お互い別れて好きなところへフラフラ。
2時間ほど経過したとき、いきなり私の脳内に
例の変なホルモンが出始めてしまいました。

うわ。どうしよう。このままでは間違って買ってしまう。
ってか、一括では買えないからローンを組むことになる。
だってだって120万円なんだもん。

とうとう私はRさんに電話しました。

今すぐ来て。お願い。私を止めて。

「なになに、どうしたの。どれに惹かれたの。」

即効で来てくれたRさんは、悩む私を
「飼えないでしょ。無理。諦めなさい。」と、一刀両断。
ピシャリと止めてくれました。

おかげで私の脳内ホルモンはスーッと消えてくれました。
120万円。あぶないあぶない。
もし買っていたら、
この先しばらくはローンを返す日々が続くところでした。

17時。イベントが終了しました。
さあ出口へ行きましょう。
そう言ってRさんと御主人と共に出口を目指していた時です。

とあるお店でさっきまで
120万円の値札が付いたケージに入っていた動物が
イベント終了ということもあり、
店員さんの腕の中で一休みしていたのです。
もちろん、さっき私が購入しかけた動物とは全く別の種類のもの。

あ。Rさん、可愛い動物が店員さんに抱っこされているよ。

そうRさんに教えてあげたのが、後に今回のイベントの
フィナーレを飾るできごとになってしまいました。

抱っこされていたその生き物を店員さんがRさんに渡し、
Rさんの腕の中で気持ちよさそうにくつろぐ様子を見た瞬間
今度はRさんのご主人の脳内に
変なホルモンが流れ始めてしまったのです。

「買う。いくらまで下げてくれる?」

え???というRさんを横目に
どんどん値段の交渉を始めるご主人。

そしてとうとうお買い上げ。生体のお持ち帰りとなりました。
これが結構大柄な生き物で、入ったケージごとのお渡しで
Rさんとご主人で、ひぃふぅ言いながら2人がかりで
駐車場までケージに入った生き物を運ぶことになりました。

途中、ぜぇぜぇ言いながらRさんが私に言いました。

「ハァハァ。なんで止めてくれないのよっ(怒)はぁはぁ。」

私としては、Rさんが飼ってくれれば
いつでもその生き物に会えるようになるわけで
Rさんの購入を止める理由がないのです。

「ぜぇぜぇ。あなたが120万円の生き物を買うのを止めたのに
 どうして私が同じ120万円の生き物を買っちゃうのかしらっ。
 ミイラ取りがミイラになるってこのことねっ。ぜぇはぁ。」

こうして私は手ぶらで帰宅し、
Rさんは生き物と一緒にご自宅に戻ったのであります。

購入した生き物は大変珍しい種類なので
名前は伏せておきますね、Rさん。
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2018年12月13日(木曜日)くもり
(予報では晴れだったのに。)

昨日はパンツに穴を開けた子供ですが
今日は迎えに行くと手で頭を押さえていました。

「伝言があります。」

遅番の先生がノートを見ながら話し始めました。

「お昼の時間に給食を少し床にこぼしてしまい、
 それを拾おうとして椅子から立ち上がったところ
 それに滑って転んで後頭部をロッカーの角にぶつけたそうです。」

。。。。。。。。。。。。

昨日はカバン掛けのフックでパンツに穴を開け、
今日は自分がこぼした給食に滑って頭を打ったですって?

マンガかい。

「ものすごく痛かった。でも泣かなかった。
 園長先生もすごいコブだって大騒ぎだったよ♪」

♪ってなに、♪って。なんで喜んでるの。

「おばあちゃんに見せなくちゃ。コブ、コブ、コブ。」

子供の後頭部を見ると、確かに大きなたんこぶが確認できました。
ロッカーの角にぶつかった際についたであろう
赤い切り傷もあります。

思い返せば私も幼い頃にやっちまったことがありました。

自転車の補助輪を取って間もない頃、
まだ自転車をうまく操れないまま
補助輪が取れた嬉しさから、
近所をよろよろと自転車で走っていました。

遊水地の横で自転車を止め、両足を爪先立ちして一休み。
さあまた漕ぎ出そう。
そう思って両足をペダルに載せた途端にバランスを崩しました。

自転車はゆっくりと横に倒れていきます。
顔を倒れる方向に向けた私の目には、
遊水地を囲むガードレールが見えました。
自転車が倒れていく速度と同じ速度で
白いガードレールが私の目に近づいていきます。

地面に足をつけば良いのですが、
幼い私は両足をしっかりとペダルに乗せたまま
小さな両手で必死にブレーキをかけながら
とは言っても、
ブレーキをかけたところで何の役にも立たないのですが、
私を乗せた自転車は横転しました。

そしてその瞬間、私の頭に激しい痛みが走りました。

カードレールの突き出たところに、額を思い切り当てたのです。

我が家の古いアルバムには、
青紫色の大きなたんこぶを額に作った私が
ぶすぅーっとしてアイスを食べている写真があります。
アイスを食べたところで機嫌なんて治らなかったのでしょう。

「すごい音がしたんだよ。NちゃんもYくんも見ていたんだよ。
 でもボクは泣かなかったんだよ。痛い痛いって言ったけど
 泣かなかったんだよ♪」

♪ってなに、♪って。

「頭、触らないでね。痛いから。」

そう言いながら花壇の石段の上を歩く子供の背中を見ながら

息子よ。大丈夫だ。たんこぶ作っても将来は何とかなる。

と、つぶやきました。
2018年12月12日(水曜日)雨

私の子供は私に似て問題児です。
保育園でも叱られる回数は
たぶん他のどの子よりも多いでしょう。
園長先生にもぶったたかれたことがあるほどです。
そんな子供はほとんどいないでしょう。。。

今日保育園から帰宅すると、子供がパンツを見せに来ました。
なんじゃろな、と思って見てみると
パンツが破れて穴が開いています。

どういう履き方をしたらこうなるの。

「お着替えするときにね、かばんかけのところに登ったら
 S先生に怒られたから飛び降りたんだよ。
 そのときに引っかかって穴が開いちゃった(笑)」

悪びれる様子もない子供。

漫画でそういう場面はよくあります。
フックにパンツが引っかかって破れる場面。

袖でもない
ズボンでもない
なぜパンツ

漫画を地で行く子供の将来を案じてみたのですが
思い返せば私も保育園時代にやっちまったことがありました。

フックがたくさん付いたタオル賭けで
なぜか急に逆上がりをしようとして後ろにひっくり返り
フックが口の中に刺さって前歯を4本抜くことになった私。

似ている。あまりに似すぎた親子だ。

穴の開いたパンツを広げて、穴を見ながら

ケラケラ笑う子供の背中を見ながら

息子よ。大丈夫だ。将来なんとかなるだろう。
お母さんは何とかなっている。

と、つぶやきました。
2018年12月24日(月曜日)晴れ

母が新聞の広告を片手に急に言いました。

「かつらが買いたい。」

朝ご飯を食べていた私の箸が止まりました。

「昔、お母さん、おしゃれかつらを楽しんでいたの。」

出た出た。母の恒例『遠い目語り』。

そういえば記憶の端っこにあります。
ぼこっと頭が突き出たかつらの母。

「とても高かったのよね、あのかつら。」

私が懇願して止めさせたっけ。あのかつら。

「結構いっぱい使ったわ。」

そうね。私の入学式だの授業参観だの、
ことあるごとにあのボコッとした頭で来てくれたよね。

「最後はお父さんが宴会でかぶって終わったわ。」

味噌汁を噴き出した私。

そんな私を気にも留めず、母は遠い目で
何かしらの感情に浸っている様子です。

お父さんが。。。なんですって?

私の質問も、遠い目を続ける母の耳には届かず。
クリスマスイブの夜に私が繰り返し想像するのは
母のかつらを宴会でかぶる父の姿ばかり。

厳かなクリスマスイブの雰囲気など
私の母の手にかかればこんなものです。

。。。ちっ。