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20201年6月14日(月曜日)曇り一時雨

気付けば4か月ぶりの日記となっていました。
あらら。随分と空いてしまいました。

今までの人生で色々あったけれど、
今回のは現時点では一番大きい出来事だったなぁ。

それでもこの短期間に気持ちも浮いてこられているので
振り返るとそんな大した出来事ではなかったのかも知れません。

今日からちょこちょこと日記も復活させようっと。
2021年6月16日(水曜日)晴れ

「箱根に別荘があるんですって。」

母の会話の切り出し方はいつも唐突で
家族はいつも「あのことかな」「このことかな」と、
切り出した言葉に行きつくまでの
母の脳内の動きを推測しなくてはならなくなります。

。。。と、優しい家族は母の脳内の動きを考えてくれますが
優しくない私はそんな面倒なことはいたしません。

誰が。誰の別荘の話をしているの。

つっけんどんに言い返してしまいます。

「裏の道のNさん。」

名前だけは知っている近所の人の話だったようです。

「朝の散歩で呼び止められたの。たまに挨拶するの。」

母には近所に挨拶仲間が多いです。

「箱根に別荘があってね、御主人が療養中に
 湯治のためにしょっちゅう行っていたんですって。」

ふーん。
その後も母のNさん情報は続きます。

・ご主人が他界した後も、月に1度は別荘に行くこと
・80歳を超えた今も、車で箱根まで行くこと
・箱根の温泉契約が終了し、再度お湯を引かないといけないこと
・お湯を引くのに100万円がかかること
・株をいっぱい持っていること
・証券会社の人にその株を売買しないと意味がないと言われたこと
・別に株の価値が上がらなくてもいいから、そのまま持ち続けること

朝の散歩はどこにいったんだ。
全然歩いていないじゃないの。

「それでね、Nさんはコロナのワクチンを打たないって言うの。」

高齢者にしては珍しい人ね。

「人が大っ嫌いだから、
 人とは絶対に付き合わないし仲良くしないから
 ワクチンは必要ないんだって。」

ん?

「箱根に車で行くのも人を見るのも嫌だからなんだって。
 電車やバスで人と接するのが嫌なんだって。」

んん?

「そうそう。息子さんがいるらしいんだけど。。。」

めっちゃ人好きじゃん。Nさん。
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2021年6月

誕生日プレゼントに何がほしい?

そう尋ねた私に

「石膏」

と答えた小学生って
大物になるのでしょうか。

なんでいきなり石膏なんだろう。。。
2021年6月

春までは楽しい在宅勤務期間を過ごしていました。
4月から配属先が変わり、秋までは通常出社になりました。
ああ、さようなら。愛しき在宅勤務よ。

気合いを入れて働こうが
気分が乗らずに緩く働こうが
決まった給与が毎月振り込まれるのはありがたいことです。

その反面、
「この仕事をしろ」
「ここで働け」
と言われてもNOとは言えずに
従わないといけないというデメリットもあります。

新しい作業、新しいチームに割り振られて
都度思う(ようにしている)ことがあります。

だからこそ、を見つけ出そう

今回は、今まで全く経験していない業務に携わることになりました。
だからこそ、この作業をしないと得られないような知識をつけよう。

今回は、ほとんどが「はじめまして」の人達と
仕事をすることになりました。
だらかこそ、社内の人脈を広げていこう。

私というちっぽけな体の中の小さな気持ちのなかで
何をどう捉えてどう過ごそうが
私に与えられた作業も、求められる成果も変わりません。

相手(?)が変わらないのであれば私が変わるしかないのです。

だからこそ。
極めてみよう。今回担った仕事を。
2021年6月

物の値段がわからなくなってきましたね。

そんな会話で始まった今日の仕事。

私に色々と作業を教えてくれるTさんと
仕事の始まりになにかしら少しだけ駄話をするのが朝の日課です。

「DVDプレイヤーなんて、昔は10万円とか当たり前でしたよね。」

いまやポータブルですら1万円を切る価格で売られています。

そういえば、3年前にちっちゃなデジカメが欲しくて、
2万円くらいの出費を覚悟して家電量販店に行き
値札の桁数を指差し確認してしまったことを思い出しました。
だって8千円くらいで買えちゃったんだもの。

「人体の標本もむちゃくちゃ高かったんですよねー。」

頭の中でヤマダデンキのデジカメ売り場の前にいた私は
隣のTさんの言葉で急に職場に意識が引き戻されました。

え?なんですって?何の標本ですって?

「昔、学校に置いてあったでしょ。理科室に。
 人の体をパカッて縦切りにした感じのオブジェが。」

えーと。筋肉だの内臓だのが立体的にわかるようになっていて
目玉だけが異様にぎょろっとしたヒト型の置物でしょうか。
私は学校で見たことはないですが、どんなものかはわかります。

「それそれ。それってすごく高かったんですよ。
 買おうと思ったのですが、値段の高さに諦めました。」

なぜそれを買おうと思ったんですか。

「玄関に置きたくて。」

。。。なぜ。

「なんか置きたかったんですよ。」

直後にTさんに電話が入り、人体解剖オブジェ話は終わりました。

その日は一日中、玄関の扉を開けたら
肝臓や血管が丸見えのヒトが迎えてくれる玄関を想像して
なかなか作業が進まなかったのは言うまでもありません。
2021年6月

近所の公立中学校で、
近隣住民が受けられる一斉の漢字検定試験がありました。
子供の通う小学校にも2ヶ月前に案内が届き
子供には今の学年で習う漢字を網羅した級の受験をさせました。

先取り学習に特に賛成しているわけではないのですが、
漢字だけは1学年以上は先に進めておく必要性を私が感じ
2年生になったころから、少しずつ家庭学習を続けてきました。

だって、漢字が読めないと国語の読解問題が解けないんです。
例えば、小学2年生の始まりに2年生の国語の問題集を始めると
2年生で習う漢字全てが普通に問題文に登場するので
問題を読み解く以前に漢字が読めなくて四苦八苦してしまうのです。

2年生になった時には、
既に2年生の漢字は全て読み書きできていないと。

必要に迫られて開始した家庭での漢字学習が
このたび漢字検定という形で花開きそうです。

試験が終わり、私との待ち合わせ場所として指定した
喫茶店に現れた子供の表情は「普通」でした。

ああ、解けたんだな、きっと。

顔を見てすぐにわかりました。

どうだった?

愚問にも似た問いかけをすると、子供はメニューに目を通しながら

「簡単だった。」

そして

「カキ氷が食べたい。」

と。

どんな問題が出たの?会場はどんな感じだった?試験内に終わった?

聞きたいことはいくつも頭に浮かびましたが
子供に尋ねるのは止めました。

「簡単だった。」

これが、今日の漢字検定の子供の感想の全てだと思いました。
これ以上聞いても意味がないだろうと思いました。

真っ赤なカキ氷が子供に運ばれてきて
どこから食べようかな、という顔で
スプーンを最初に突き刺す場所を色々と考えているような子供の姿を
私は無言でずっと見つめていました。

漢字の先取り学習、やっていて良かったな。
2021年6月

私は検定試験のことを子供にはあまり問いかけませんでした。
しかし、私の母は違います。
帰宅するなり、

「どうだった?できた?難しかった?どんな問題が出たの?
 今朝おばあちゃんと一緒にやった問題は出たの?
 誰がいたの?他にどんな子が何級を受けていたの?
 試験監督は何人いたの?」

矢継ぎ早に投げかける質問に
嫌な顔もせずに答える子供。
そう。ここは子供の長所の1つでもあるのですが
私の面倒くさい母の対応も普通にこなしてしまうのです。

同じクラス、同じ学年の友達も何人か受験に来ていたようです。
ただ、話を聞いていると
彼らは私の子供が置かれている状況とは少し違い、

・親が車で会場まで送迎していた
・会場で親が待機所で試験が終わるのを待っていた
・バスで来ている子もいたが、親と一緒だった

あちゃー。私の子供の場合、

・バスで1人で会場まで行った
・試験終了後、
 会場から歩いて10分くらいの喫茶店で私と待ち合わせた

だってぇー。会場まで行くのが面倒だったんだもん。
先に喫茶店に入って、
1人で楽しい時間を過ごしたかったんだもん。

息子よ、こんな母で申し訳ない。