フェレットのリンパ腫の治療法(民間療法・代替医療)
抗癌剤に抵抗がある場合ならびに抗がん剤と平行して行う治療法。主に漢方などのサプリメントからやマッサージなどの東洋医学がこれに当たります。
抗がん剤は毒物です。毒物で癌細胞を抑え込む形になりますので、少なからずフェレットに負担があるのは当然のことです。抗がん剤治療をせずに、また、抗がん剤治療と平行して民間療法を試す飼い主もいるでしょう。(私がその1人です。)
化学物質同様に、民間療法も個々のフェレットに合う・合わないがあります。元気な時に試せれば良いのですが、元気なときでは効果のほどがわかりません。そして民間療法で癌を治すことを検討する段階において、当然ながらフェレットは癌を持っているわけで、色々と試すには時間的にもフェレットの体力的にも問題があります。基本的に抗がん剤と異なり民間療法は効果の確認に時間がかかりますので、できれば飼い主が「これ」と信じたものを集中的に行って結果を見るのが良いのではないでしょうか。
民間療法・代替医療に関心がある飼い主は、フェレットが元気なうちから情報収集のアンテナをはる必要があります。なぜならいざフェレットが癌だと宣告された際、民間療法を調べると全てが良く見えてしまうからです。一般的に民間療法の紹介は良いことしか書かれていません。インターネットの膨大な情報の中に於いても、民間療法の表面だけの謳い文句がその8割を占めます。実際に効果は証明されているのか、医学的根拠はあるのか、副作用はないのか、副作用がないのであればその証明はなされているのか。こうした「根っこ」部分に触れている文献はあまりありません。
「これで癌が治った!」「副作用ゼロ!」そんな謳い文句ばかりが並んでいて、本質が見えないことが多いのです。
そして、実際に大事なフェレットが癌だとわかった時にはその謳い文句に踊らされてしまうことが多々あるのです。
友達のフェレットがあるサプリメントを飲んだからと言って、自分のフェレットにそれが効くとは限りません。病気の種類・症状・具合の悪さ・体質など、複合要素が絡んでくるので効果もそれぞれ異なるからです。これも民間療法の難しいところで、調べれば調べるほど一体何がいいのか悪いのかわからなくなってしまうのです。
もうこうなると飼い主個々の判断に全てが任されます。何を信じるのか。どう試していくのか。信じる物の本質や試すタイミングや期間。全ては飼い主の判断になります。
私は様々な民間療法を(情報だけの上っ面・にわか知識ではありますが)調べました。その中で私自身が辿り着いた答えは、「よほどのことがない限り民間療法だけに頼って悪性リンパ腫を治すことは難しい」ということでした。
私は、化学療法をスタートさせたれの字に対し副作用の軽減を目的に代替医療をスタートしました。
ここでいくつか民間療法をご紹介しますが、ここで私はこれらを推奨しているわけではありません。私自身も半信半疑ですので、「?」と思うことは正直に明記しました。信じる・信じない、試す・試さない、効果がある・ない、については各自の判断でお願いいたします。
■直伝霊気・西洋霊気
人間動物・生きるもの全てに使える霊気療法。体に手を当てる(もしくは遠隔)という簡単な方法で体の免疫力向上を図ります。直伝霊気は日本古来のもの。それが西洋に渡ってREIKIとなり、独自の歩みで西洋霊気となりました。
【メリット】誰でも取得可能。手を当てる・呪文を唱えるというとてもシンプルな方法であること。
【デメリット】こればかりは信じる信じないの範疇なので、霊気をあてたから病気が治ったという証明ができないこと。
【余談】私は直伝霊気を取得しました。とにかくれの字に元気になってほしかったから。できることは全部やりたくて取得しました。手術直後にれの字の患部に手を当てると手が焼けるように熱く痛くなりました。また別の日には私の人差し指だけに痛みが走りました。しばらく霊気を当て続けていると、人差し指の表側だけに汗が出てきました。不思議です。しかし未だ私自身も霊気については半信半疑。効果があるのかないのか。劇的な違いを目の当たりにしない限りはこういうものはなかなか信じられないものです。
ただし1つだけ自信を持って言えることがあります。それは、自宅でも病気を治すために飼い主が何かできることがあると思えることを持つのはとても大切だということです。何もできずただ病状を見守り祈り続けるのではなく、霊気を持つということは、飼い主自身が自分でフェレットの病気治癒のために何かできる力を持っているという気持ちになれることです。そしてそれが飼い主の大きな心の支えになるのは間違いありません。
別に霊気じゃなくてもいいです。サプリメントでもホメオパシーでもヒーリングマッサージでも。何か1つ飼い主が心の支えになれるものを用意しておくことが、飼い主の心のケアにもつながると私は考えます。
■キャッツクロー
ペルーアマゾンの薬草です。
体内の免疫力を高め、癌の抑制に効果的と謳われています。チェルノブイリ原発事故が原因で癌を発症してしまった患者に試したところ、9割という高確率で免疫力が上がったそうです。
しかし医学的に証明されているのは関節痛などの痛みに関して一定の効果が見られるということだけで、癌に効果があったかどうかは定かではありません。さらに私が信頼する獣医師がこの薬草について調べてくれたところ、やはり癌についての効果は医学的には全く立証されていないことがわかりました。
■放射線治療
実験例:悪性リンパ腫を患った体重わずか300gのフェレットに、500cGyの治療を頭部から横隔膜にかけて行ったところ、1週間以内に腫れが引きました。1ヵ月後に2回目の治療を同じ部位に行ったところ、48時間以内に以前腫れていた腹部のリンパが触診では見つからなくなりました。
この治療の副作用としては、治療後24時間以内に不安・下痢・腎臓数値の上昇が見られますが、適切な処置をすることで改善されます。
治療効果は単品治療で5ヶ月。その他の治療との複合でさらに7ヶ月の効果が期待できます。
(『フェレットのリンパ腫における治療の選択肢』ピーター・フィッシャー氏+アンジェラ・レノックス氏 エキゾチック哺乳類薬物治療と外科手術 2003年発表より引用)
■ビタミンC
サプリメントとして。
■ホメオパシー
ギリシャ発祥のヒーリング療法。イギリスでは人間の病院でも積極的に取り入れられている代替医療です。
液体や小さな飴をフェレットに経口投与(口に含ませること)するものです。よくハーブ療法と一緒に語られることが多いですが、実際には種類が異なります。
専門的な知識を要する療法なので、素人が安易に試すことは避けてください。その道に精通した人のしっかりとしたアドバイスに従って試すべき療法です。
【余談】れの字の抗がん剤副作用(吐き気)に対してホメオパシーを導入してみましたが効果は全く見られませんでした。
■ミサトール
梅のエキスががん細胞に強力に効くということで、その成分をペットにも飲みやすい形で加工したサプリメント。主に口の周りにできたガンに効くそうです。
【余談】れの字に2週間試しましたが、とにかく嫌がります。味が大嫌いの様子。おまけに全く効果は見られませんでした。リンパ腫には効かないのかな。
■どくだみ茶
初夏に白い花を咲かせ、とんでもない匂いを発する「嫌われ者」の薬草。生命力も繁殖力も強く、主に日陰でどんどん増えていく植物です。
花が咲いた頃に根から引っこ抜き(結構簡単に取れます)、洗って泥を落としてカラカラになるまで日光に当てて乾かします。花や根っこが着いたままのほうが効果があります。
市販で販売されているものよりも、やはり自分で作ったほうが安心して与えられます。
【余談】私自身が「効果がある」と信じて止まなかった薬草です。健康な頃からなぜかれの字はドクダミ茶を嫌がらずに飲んでくれていましたので、免疫サポートが主食となってからは水の代わりにずっとドクダミ茶を与えていました。
気をつけていただきたいのは、ドクダミ茶は大変足の速い飲み物だということです。夏場に放置しておくとすぐにお茶が腐りますので冷蔵庫での管理が必要です。
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