もうひとつのいたちなあたち~リンパ腫を体中に持ちながらもシアワセに生きたフェレットの記録~

もうひとつの
いたちなあたち(TOP)
この日記について
2009年8月
2009年9月
2009年10月
2009年11月
2009年12月
2010年1月
2010年2月
2010年3月
2010年4月
2010年5月
2010年6月
2010年7月
2010年8月
フェレットのリンパ腫

2009年11月

2009年11月2日(月曜日)


朝、少し気持ち悪そうに戻すように けぽっ としていた。実際には戻していないようだが、吐き気があったようだ。
ファラオをあまりかまってやれていないせいか、今朝は思い切り右中指を噛まれた。傷が2箇所できた。痛いな。


2009年11月3日(火曜日)

新しいフェレットの洋服デザインの打ち合わせのためほぼ1日外出。まさか夫が仕事に出るとは思わなかったので日にちを祝日に設定したのだけど。計算すると朝5時半から夜9時半までずっとれぱんを置き去りにしてしまうことになる。心配でたまらなくなった。結局は夫がお昼に仕事を切り上げて帰ってきてくれたために午後1時過ぎにはれぱんは食事をすることができた。
しかし、やはり食べないという。シリンジで免疫サポートを与えても食べない、と。


帰宅して真っ先にれぱんにシリンジで免疫サポートを与えてみる。こきゅこきゅ飲んだ。
やはり今月末は一緒に連れて行くべきだな。


2009年11月5日(木曜日)


朝5時くらいから7時半まで3回げぇげぇと戻したれぱん。かなりの量の嘔吐だった。8時半に水分を少し与えるが嫌がる。シリンジを手で弾かれて水が飛んだとき、思わず泣き出してしまった。「もう私疲れたよ、れぱん。」と、れぱんに言ってしまった。れぱんも私もれぱんが元気になることだけを望んでいるのにどうしてお互いで疲れてしまうのだろう。


こんなときはどうすればいいのか。わからない。
あとで先生に電話をして、こういうときに口から水分の補給をしていいのかどうか尋ねてみよう。


開院と同時に電話。
抗癌剤を投与してもう2週間になるので、嘔吐が副作用とは考えづらい。腫瘍が影響している可能性が高い。今日1日様子を見て、まだ嘔吐が続くようなら病院に連れてくる。
吐き気があるときには胃の中に無理に水分を補給しないほうがいい。お昼まで待って、吐き気がないようなら水分を与える。


お昼に一時帰宅。
吐き気はおさまっているようだったのでシリンジで免疫サポートを与える。


もうカリカリはほとんど食べない。食べても1粒。


夜6時に帰宅。
ビニールをがさつく音がした。れぱんが元気になったのかと思ったが、そんなはずはないもしかして。。。と考えた次の瞬間、けぽっ という音がした気がした。まだ嘔吐が続いているようだ。すぐに仕度をして電車とタクシーを乗り継いでれぱんを連れて病院へと向かう。既に落ち着いていて、電車の中でもれぱんはおとなしかった。


超音波で見ると、今まであった腫瘍は大きくなっていてさらにいくつもの別の腫瘍がゴロゴロ見えた。


先生がホワイトボードに書いた。

  • × L-アスパラギナーゼ
  • × ビンクリスティン(ビンクリスチン)
  • × ブレオマイシン
  • × サイクロホスファマイド(シクロファミド)
  • × キロサイト(サイタラビン)


そしてサイクロホスファマイドを△に変更した先生。


血液検査の結果、肝臓の数値は悪いままだった。貧血も見られる。


「かなり厳しい状況です。」


そうですね、先生。


それでも試したかったことがあった。サイクロホスファマイドの高濃度投与。
先生にそれをお願いした。
れぱんの今日の肝臓の数値なら、通常なら先生は拒否しただろう。しかし先生は拒否しなかった。もう先生には見えているから。肝臓をとれば腫瘍でれぱんは死ぬ。腫瘍をとれば肝機能不全を招く。どちらをとっても結果は同じだから。あとは飼い主である私が、悔いが残らないようにやりたいことをやらせる方針なんだろう。


サイクロホスファマイドが効くとは思っていない。ただ何かしたかったから。このまま諦めたくなかったから。


嫌がるれぱん。サイクロホスファマイドが大嫌いなれぱんが相当嫌がりながら薬を飲まされているのを目の前にしながら、私は目を背けなかった。私が背けちゃダメでしょう。見てるから。どんなれぱんも見てるから。


これかられぱんは以下の薬を飲むことになった。

  • ・ ステロイド:2日に1回1ml
  • ・ 肝臓の薬:1日2回、各1ml
  • ・ メスナ 1日2回0.5mlずつ
  • ・ 吐き気止め 1日2回、1mlずつ


そして水分をきちんと摂らせること。
今日は皮下補液をしてもらった。目の前で補綴され、水分を背中から入れられていくれぱん。痛いだろう。


家に帰ってからは1個もカリカリを食べることはなかった。


今月、広島にれぱんと旅行に行くことに決めた。
もう何がおきても結果は同じ。思い出を作ろう、れぱん。


2009年11月6日(金曜日)

夜中に2回起きたれぱん。エサの場所でたたずむ。マーシャルを1粒食べた。


朝、免疫サポートと薬をやるとパフォーマンスシニアを食べた。ステロイドと吐き気止めを飲んでも、れぱんの食欲は減っている。
でも表情は元気。それが救い。


2009年11月9日(月曜日)

れぱんの右側のしこりはまだある。でもしこりの前に肉がついているのがわかる。ちょっと太ったみたいだ。


2009年11月11日(水曜日)

午前中は免疫サポートを嫌がった。夜中に歯ぎしりもしている。吐き気止めが引き続き必要かも。ただ貧血はないようで、鼻も肉球もピンク。


2009年11月15日(日曜日)


明け方からまた吐き出した。うつらうつらとしていたのだが、きちんと時間を確認したのが朝5時。たぶん4時くらいからげぇげぇしていたのだろう。部屋を走っては止まり、けぇっ としている。ベッドに戻して落ち着かせるが、10分もするとまた吐き気が襲うらしく部屋をまた走り回っては戻している。けぇっとやっても、胃の中に何も入っていないので3回に1度くらい白い粘着性のある胃液が出てくる。
5時50分。ようやく落ち着いた。


今日は那須高原へ連れて行く予定だった。朝6時に夫が起床し、私を起こしに来た。れぱんが吐き戻していることを伝えると「やめようか?」と夫。
でも私は「連れて行く。」
だってもう時間がないかも知れないんだもの。


幸いにも5時50分に落ち着いてからは吐き気がないようだった。
朝の薬(肝臓薬と吐き気止め)をシリンジで吸い取って、あとは免疫サポートを小分けにして持って行った。


那須高原はとても楽しかった。
途中、れぱんにハーネスをつけたときに愕然とした。ゆるゆるだった。前にこのハーネスをつけたのはいつだったっけ?あれからどれだけの時間が経った?こんなに痩せちゃっていたの?涙が滲んだ。
アイスクリームも少し与えた。インスリノーマだから甘いものは禁物なんだけど。でももう何が悪いとか関係ないから。食べたいものを与えればいい。そう口に出して泣けた。


れぱんは最近冷たいものは好まない。アイスも1口・2口は喜んで食べたけれど、3口目からはもう食べなかった。冷たかったんだろうな。


夜、いつものように霊気を当てながら骨だらけなのを確認する。れぱん、キミはこんなにも痩せてしまったんだね。


2009年11月16日(月曜日)

昨日の夜に与えたステロイドの影響だろうか。夜中にれぱんがカリカリを食べていた。昨日の夜から食欲が増えた。
元気もあって部屋を楽しく散歩していたし。このままゆっくりと痛みもなく最期を迎えて欲しいと思う。


2009年11月18日(水曜日)


夜中1時50分、吐く。前もそうだが、どうも抗癌剤を投与してちょうど2週間目の夜中に戻してしまうようだ。そう考えるとこれは腫瘍の影響ではなくやはり薬の副作用と考えるのが妥当だと思うのだがこれは飼い主の希望的観測だろうか。
今回はこの1回、1時50分から2時まで部屋内を走り回って吐いただけでその後はすぅすぅと眠ってくれた。


2009年11月26日(木曜日)


夜6時半に吐いた。20分ほどでおさまった。そんなれぱんを残して部屋を出てしまった自分に自己嫌悪。


2009年11月28日(土曜日)

どうも昨日の夜から作っている免疫サポートは味が嫌いらしい。
病院で血液検査をしたところ、肝臓の数値が800を超えていた。吐き気はこのせいだと思うようにする。
リュープリンを打つ。体重はやはりちょこっと増えていて、700gと750gの間。


2009年11月29日(日曜日)

口をカシュカシュする頻度がこのところ多くなった。
免疫サポートを嫌がるのだが、カリカリは食べる。
車で移動中、れぱんの大きな腫瘍を指で初めて確認した。これが腫瘍?今までもコリコリはあったのだが、段々痩せてきた体が腫瘍を浮き彫りにしてきたのかも知れない。現実を突きつけられた気がしてズドーンと暗くなった。お正月一緒に迎えられるかな。


2009年11月30日(月曜日)

朝7時50分に吐き気止め。カシュカシュしていたので吐き気止めを先に与えて様子を見ていたのだが、すぐにカリカリを食べ始めた。ん?カシュカシュはれぱんにとって単なる癖になってしまっている可能性も否めない。
免疫サポートを新しく作ったところ、まぁまぁ普通に飲んでくれている。
昼に帰宅した際、ゲリ便に黒いぶつぶつのようなものがあってぎょっとしたが、夜帰宅した際の便は硬く通常通りだった。

Copyright (C) フェレットのリンパ腫・いたちなあたち
All Rights Reserved.